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Hank Williams Happy Mondays
The Hives Hole
Hoobastank Hundred Reasons
Hurricane#1 Hope Of The States
     Hank Williams / The Immortal Hank Williams
 評価無用

     September 17, 1923 〜 January 1, 1953
カントリーの生んだ最高のシンガーソングライター、ハンク・ウィリアムスの全集です。なんと7枚組。ハンクの29年の生涯をきくことのできる作品です。作曲活動は晩年の約7年間のうちに行われたのですが。

これは親父からもらったCDですが、ある時期まで全く聞いていませんでした。たしか、部活に疲れて勉強に飽きて厭世観につかってた頃に、ふと目につき、かけてみることにしたのです。古くさく、呑気にCalling youなんて歌うハンクがたまらなくバカらしく魅力的でした。そして僕のロックの殿堂入り。それ以来は人生のベストで、疲れたときに聞くことにしてるアルバムです。ばからしい歌詞の一部を紹介。
I don't care
もし明日がこなくたって僕は気にしない。
この世界は 僕に何も引き留めはしない
君が行ってから僕はロンリーナイト 
だから 明日がこなくたって気にしないよ

明日が二度とこなくたって 日が二度と輝かなくなったって
僕にはどうってことない
君が行ったときに僕の世界は終わってしまった
だから 明日がこなくたって気にしないよ

君がいなけりゃ何もかも駄目なんだよぅ と独特のテンションで歌い上げるハンクがたまらなく好きだ。
遥か50年以上前の楽曲に何故ここまで心動かされるのか。

1枚の手軽なベスト盤もいっぱいあるので是非聞いてみて欲しいアーティストです。
     Happy Mondays / LOAD

ベストだし、歴史的な人たちだし評価なし、俺は好きではない音
ハッピーマンデーズのベスト盤です。ちょっと興味があったらレンタルショップにこれしか置いてなかったので借りました。マンチェスター発といえば良いバンドに聞こえますがそのマッドチェスタームーヴメントの先駆けです。80年代を代表するUKバンドといえばthe stone rosesにNew OrderにThe SmithにHappy Mondaysでしょう。圧巻のグルーブ感です。きくならこのアルバムじゃなくてオリジナルをきいてね。3rdがいいらしいよ。

俺は80年代が好きじゃないのだろう。ストーンローゼズもスミスも最近まで好きじゃなかったしね。今じゃ大好きだけど。ジーザスアンドメリーチェインも好きだな。ニューオーダーは駄目だ。すきになれない。そしてこのハッピーマンデーズもイマイチどこが良いのか分からないです。どうってことない様に聞こえます。
     THE HIVES / Your New Favourite Band
 評価 A++
ハイヴスのベスト盤です。もう結成10年を迎えたかれらの節目ってことでしょうか。ベストを出すタイミングがよく分かりませんが、このアルバムはかっこいいの一言です。勢いが半端じゃねぇぜ。前から名前だけは知っていて気になってはいたのですが購入してなくて、もっと早く買っときゃよかったと思ったバンドの一つですね。(きっかけは1500円特別版の発売、ユニバーサル最高!)
スウェーデンを代表するガレージバンドですね。マンドゥディアオといいスウェーデンってなんでこんな勢いに溢れるバンドが多いんでしょうか。最近NEWアルバムもだしてまだまだバリバリのバンドですね。

1曲目からやられた。かっこよすぎる。もう惚れ込みました。だから次の曲で「ん?」となりました。未完成な曲でした。次いっても荒々しく未完成、次も、次も、ていうか全部。お前、仮にもベストにこの荒さはなんだよ。と一人つっこんだわけですが、それでもとりこにさせる勢いがあるんですね。曲の長さも1曲目以外全部2分前後、気抜いてたら次の曲にいっちゃう勢いです。やる気ないまでに単調な曲なのに死にそうにシャウトしてたり、今にもこけそうな演奏なのに息があってたり今までに体験したことのないバンドでした。まさに「your new favorite band」 また大好きなのを見つけた、と幸せな気分になれるアルバムです。
     Hole / Live thrugh this
 評価 B
カート・コバーンの元妻、現在未亡人のコートニー・ラブさんが率いていたホールです。なんか頭悪そうな紹介文になってしまいましたが、僕の思うコートニーのイメージは、カートの妻、度重なる奇行、最近太って顔崩れてきてるぐらいですからね。テレビ番組内で胸を露出されたり、ライブでマイクスタンドを観客席に放り投げて観客を頭から流血させたりと裁判のたえないお騒がせっぷりがおもしろいですね。いつか「グウェンステファニーにはどうやったってかなわないわ。社会も学校みたいなもので私は不良の劣等生だわ。今の私にはフジロックが支え。」みたいなことをいって嘆いていたのに、いざステージではやる気なそうに歌ってファンをおこらせてましたね。(4曲目あたりかよくなったそうな)

なんとも満足してなさそうな少しダレ気味のヴォーカルがいいですね。実に暴力的なサウンドで、荒々しいです。たばこでつぶれてる感のあるコートニーのシャウトがよくあってますね。奇行に違わぬキレっぷり。でも少し未完成で物足りません。
     Hole / Celebrity Skin
 評価 
     Hoobastank / 
 評価 B
2001年デビュー、早くもUSヘヴィ・ロック界のを担う存在となったHoobastankです。激しくてラウドなのに、メロディがすごいキャッチャーなんです。サビへのつなげ方もしっかりしててサビで聞かせることができるため、広い範囲の人に気に入られそうな音で勢いのあるバンドです。

1曲目からやられました。怒濤のグルーヴがあります。この曲はオムニバスできいたことがあって、それでフーバスタンクって名前を覚えたんですね。それでどっかで話題になってたのを見て購入にいたったわけですが。それ以外にもなかなかいい曲があります。入りやすいし覚えやすい、ツボをうまく押さえてるバンドです。けど、途中あきます。後ろの音が心地よいノイズを形成してぐっすり寝られます。ただラウドにやるだけじゃなくてもう一つ何かほしいところです。広い範囲の人に気に入られそうというのは、言ってしまえばどうということのない楽曲ですからね。1曲目みたいな疾走感というかピリっとした緊張感のある楽曲がもう少し多ければ。
     Hoobastank / The Reason
 評価 B+
2003年にリリースされたいまやUSヘヴィ・ロック界を担う存在となったHoobastankの2ndです。(書き出し上のと似てるとかいうな) それなりなメロディ+疾走感 でキャッチャーさとドラマティックな曲展開まで見せてくれる彼らですが、今作のシングルは2曲目、「Out of control」グルーヴは健在です。タイトル曲の「The Reason」 は今までにない曲調で柔らかい印象をうけるバラードで大好きです。全体として成長した感を受けさせてくれる佳作です。
前作よりも疾走感が増し、曲のまとまりがしっかりしてきました。怒濤のグルーヴも健在なのですが、まだ未完成な楽曲があってこそ怒濤の勢いを感じることができたんだな、と感じます。このアルバムのなかで群をぬくような曲がないのが残念です。 シーンに似た奴らがあふれかえってるなか今ひとつ伸び悩んでいる彼らですが、TRAPTや Story Of The Yearなんかよりははるかに好きなのでぜひ頑張ってほしいです。
     Hundred Reasons / Shatterproof is not a challenge
 

評価 C+

今、イギリスで最も新作が待ち望まれているバンドだとかどうだと帯にかいてありましたが、大げさな。何かの賞を1stがとったってニュース以降その後をあまり聞かないHundred Reasonsの2ndアルバムです。LOSTPROPHETSと似た感じのラウドロックですが、The coralがいってたように、退屈だね。僕はLibertines大好きですから、彼らの歌詞を借りると、「野球帽をかぶった米国かぶれのイギリス人ほど惨めなものはない」 その国に生まれたことがその国の文化にふれ、あわせなければいけないことになるのかという疑問がが前からの僕の考えなのですが、このアルバムは実にしょうもない。アメリカ出身でも認めないよ。
(3曲目にぐっとくるものがあって、中古CD屋でみつけたときにかったのですが・・times they are a-changin'ってことで)
     hurricane#1 
 評価 B
元RIDEのヴォーカル&ギターで現OASISのベーシスト、アンディ・ベル率いるハリケーンです。解散しちゃったんだけどね。元ボクサーのアレックス・ロウのもつピリッとした感じがかっこよかったんですよ。
僕がhurricane#1を知ったきっかけはOASISつながりでして、どこかのOASISのファンサイトにいったときに紹介してあって興味をもったらCD屋でワゴンセールしてあって購入しました。だから、そのころはRIDEなんて知りませんでした。

1曲目のイントロから「かっこいい」と思ったのですが、間奏がながくて、イマイチピリっとしない印象をうけました。泥臭いものにステッカーはってごまかしてみました、的なイメージであまり好きじゃありません。アレックス・ロウのヴォーカルと曲調がよく噛み合ってハっとするような所もあるのですが、どっちつかずでイマイチ。
     hurricane#1 / Only The Strongest Will Survive
 評価 B+
hurricane#1のラストアルバムとなってしまった2ndアルバムです。アレックス・ロウはソロデビュー、アンディ・ベルはオアシスに加入しました。(っていうかアンディがOasisに入るから解散したんですがね) 実に成長したと思わせる楽曲ばかりです。アレックス・ロウは本当にいいヴォーカリストになりました。この悲壮感につつまれて歌うアレックスは本当にかっこいいです。

奇妙なイントロからアルバムははじまりますが、こんな世界のアルバムってことですかね。そして2曲目「N.Y.C」これは名曲です。このアルバムのなかで群をぬいて光ってます。ヴォーカル、ギター、リズム隊が見事にからみあってかっこいいです。2曲目を筆頭に、ドラマティックな楽曲展開がいいですね。Oasisを彷彿とさせるメロディがみられるところや、ギター一本で聞かせる曲もあったりと飽きさせることなくきれいにまとめた良いアルバムだと思います。それでもB+なのはどうにも惹かれるものを感じないから。


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